子ども（小児）がかかりやすい感染症には、流行しやすい季節があり、その感染症と流行時期をご紹介します。定期予防接種がある感染症は摂取できる時期になったら定められた時期に受け、任意の予防接種は流行する季節に気を付けて積極的に受けることが大切です。
また、感染症の中には予防接種がないものもあります。手洗い、手指消毒、マスクの着用などを心掛けることで感染対策を心掛けましょう。日常的にお子さんの様子をしっかりと把握し、体調が悪いと感じたときは迷わずご相談ください。
多く見られる感染症と流行シーズンの目安
地域での流行情報などもこまめにチェックすることが大切です。
流行時期はあくまで目安であり、年によって流行時期が変動する場合もあります。
また、麻しん（はしか）や風疹等は予防接種率の上昇に伴い、現在では患者数が大幅に減少しています。そのため、定期で設けられている予防接種は接種可能時期が来たら忘れずに受けることが大切です。
予防
感染する原因は病気によってさまざまですが、咳やくしゃみなどによって発生する飛沫によって感染する飛沫感染や、ウイルスが付着した手指を介して感染する接触感染、ウイルスや細菌に汚染された食べ物を生の状態や十分に加熱しないで食べたときの経口感染等があります。予防方法として代表的なものは、
- 石鹸による手洗いの徹底
- マスクの着用
- 規則正しい生活
- 予防接種
です。なかでも予防接種は感染症にかかる前に接種する事がとても重要で、予防接種がある感染症に関しては、接種時期なったら予定通りに予防接種を受けるようにしましょう。
また、小児の予防接種はインターネットの事前予約がおすすめです。