病院概要

ご挨拶

理事長挨拶

  

私たちの医療法人社団藤聖会は1984年に設立し、1987年、約30年前に「八尾総合病院」を開設しました。その後、「老人保健施設 風の庭」を初めとしていくつかの老人保健施設や「女性クリニックWe富山」や「五福脳神経外科/富山サイバーナイフセンター」などの専門クリニックを開設し、地域や時代のニーズに合わせた医療体制を追及して、シームレスな医療介護の連携と、最新の専門的医療を展開してまいりました。2012年、私が医療法人社団親和会 山田温泉病院の理事長に就任したことを機に、八尾総合病院と山田温泉病院の老朽化と、これからの日本の中長期的な医療の方向性を見据えて、富山医療圏における地域医療全体の中での藤聖会グループの役割を検討しました。その結果、富山市婦中町に富山西総合病院と富山西リハビリテーション病院の開設を計画しました。

ご存知のように、今、日本の医療は大きく変わろうとしています。高度経済成長期、人口が増加し働き盛りの若い人が多い時代には、医療は単に治すことだけをゴールとしていました。しかし今、日本は少子高齢化社会あるいは人口減少社会と言われ、医療費の高騰が課題となっています。医療が進歩し寿命が延びた分、幾つもの病気を抱えて健康に注意すべき高齢者が増えています。しかも、人々の価値観や人生観、死生観も変わりつつあり、ますます安心・安全な環境の中で健康で安らかな人生を送りたいという想いを医療に求めるようになってきました。そして、「治すだけの医療」から、「治し支える医療」「寄り添う医療」が求められるようになりました。

藤聖会グループが最も大切にしているミッションにGood NeighborsそしてGood Hospitalityがあります。これは≪良き隣人でありたい≫そして≪最適なホスピタリティを提供したい≫という意味ですが、まさに「治し支える医療」「寄り添う医療」の根底をなすものです。

新しい2つの病院、富山西総合病院と富山西リハビリテーション病院では、「急性期医療だけ」「リハビリだけ」「介護だけ」とばらばらに特化するのではなく、1つの病院のように連携連動して、地域住民の皆様にワンストップサービスでお応えし、急性期から回復期、慢性期さらに在宅医療、介護サービスに至るまでトータルにコーディネートして「治し支える医療」に努めていきます。

さらに近隣の高度急性期病院や地域の病院、クリニック、介護施設などと連携して、「地域包括ケアシステム」を実現するために、ハブ機能を生かした2つの病院として、地域の医療介護資源をつなぎ、特に富山医療圏西部のセーフティネットを支える役割を大きな使命と考えており、地域と共に生きる病院として邁進する所存です。

地域医療の検討開始から6年、建物の起工式から約2年の歳月が経ちました。皆様には、富山西総合病院・富山西リハビリテーション病院、そして八尾総合病院を含む藤聖会グループ全体への益々のご支援・ご協力、ご厚情をよろしくお願いします。

医療法人社団 藤聖会/医療法人社団 親和会

理事長 藤井 久丈

 

富山西総合病院 院長挨拶

  

2020年4月から富山西総合病院の院長に就任しました。

今、世界は100年前のスペイン風邪以来経験したことのない規模の新型コロナウイルスの襲撃と戦っています。もっとも小さな生物があっという間に世界中に拡散し、人間が作り上げた文明に急ブレーキをかけました。感染力が強いだけに早く診断して治療できる体制を整える必要があります。現状で病院がまずしなければならないのは、「軽症例と重症化症例の判別」と「このウイルスに対する院内の感染防御」です。PCR検査の件数が限られている状況で、この感染症を見分け対処するために、多くの医療機関が協力して取り組んでいます。

富山西総合病院では、感染制御チームが2月下旬から新型コロナ感染対策を開始しました。当院はコロナ感染症が疑われる患者さんはすべて感染症指定病院に紹介しています。外来では、病院入口で感染リスクのスクリーニング、発熱している患者さんにはドライブスルー診療、診察が必要な状態でコロナ感染症の可能性を否定できない場合には、陰圧空調のある特別室で診察しています。受診される皆様にはご不便をおかけすることがあると思いますが、コロナ感染防御への安全対策としてご理解をお願いします。また、状態が落ち着いている再診患者さんにはオンライン診療も導入して、診療の利便性と感染症への安全を確保しています。さらに、院内委員会にWeb会議システムを導入し職員には感染防御策を徹底して、病院内の安全な診療環境の維持に努めています。

富山市の西に位置する富山西総合病院は、近隣にある富山大学付属病院と医療連携協定を締結し、患者さんの紹介・逆紹介で緊密な連携を図っています。また、当院は320列CT、MRI、心血管造影装置などの高度医療機器を装備し、外科治療、心臓・脳血管疾患など急性期医療に対応しています。急性期治療から回復した患者さんには、それぞれ疾患別のリハビリテーションを行うために、心臓病、がん、フレイルなどを専門とする設備と人員を配備しています。また院内の地域包括ケア病棟と在宅診療科では、隣接する富山西リハビリテーション病院と協力して、急性期治療から社会復帰へのリハビリテーション、さらに訪問診療による在宅医療を行っています。

富山市の基幹病院から開業医の先生方、さらには在宅医療までを連携する地域のハブ機能を担う病院として、住民の皆様に切れ目のない安全な医療を提供してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

富山西総合病院

院長 麻野井 英次

 

富山西リハビリテーション病院 院長挨拶

  

2020年8月から富山西リハビリテーション病院の院長に就任しました。

当院は2017年11月に、八尾総合病院と山田温泉病院の回復期リハビリテーション病棟の機能を発展して受け継ぐ形で、リハビリテーション機能の専門病院として開設されました。

当初は回復期リハビリテーション病棟60床、医療療養病棟60床でしたが、急性期病院からのリハビリテーション目的の受け入れ要請が多く、2018年7月から120床すべてが回復期リハビリテーション病棟となりました。現在では、富山医療圏に限らず、高岡医療圏、砺波医療圏から、さらに県外医療機関からも受け入れがあります。

さて近年、回復期リハビリテーション病棟では、リハビリテーションの量(時間)だけでなく、質が問われています。どれだけの期間で、どこまで改善させたかを数値(リハビリ実績指数)として評価するものです。

当院は120床すべてが最も高い評価レベルの病棟となっています。天井走行リフト、歩行訓練ロボット、運転シミュレーターなど様々な機器を導入して、リハビリテーション効果を上げる努力をしています。

とは言え、医療ではやはり「人」が最も大事です。特に回復期リハビリテーション病棟は、患者さんの退院後の療養生活・社会生活の質や安全を考えて、多職種が専門性を生かしたうえで、チームが一丸となって取り組むことが最も大切な病棟だと考えられています。

スタッフ一同、患者さんが後遺症を残したとしても再び生き生きと安全に日常生活が送れるように退院支援などで、今後も頑張ります。私自身も、そのチームワークの中心となり、まとめ、引っ張っていくよう、努めていきます。

 

富山西リハビリテーション病院

院長 野上 予人