2020年12月に、富山西総合病院は「日本糖尿病学会 認定教育施設Ⅰ」の認定を受けました。認定教育施設になるためには、常勤の研修指導医がいることや糖尿病の専門外来を行っていること、糖尿病患者教育を行っていることなど、糖尿病治療への積極的な関わりと様々な要件を満たす必要があります。
当院では、医師や看護師、薬剤師など多職種からなる診療チームによる専門的な治療の提供はもちろん、糖尿病の啓発活動にも力を入れています。今後もスタッフ一同、より専門的で高度な医療を提供できるよう努めてまいります。
認定基準(認定教育施設Ⅰの場合)
- 常勤の研修指導医または特例研修指導医がいること
- 研修カリキュラムに基づく糖尿病学の研修が可能であること
- 糖尿病の専門外来があること
- 食事指導が常時行われていること
- 糖尿病食事指導に関しては、十分な能力を持った管理栄養士が常時勤務しており、外来食指導室があること
- 糖尿病患者教育が行われていること
- 患者教育とは、個人指導による教育は勿論のこと、糖尿病教室や教育入院制度による系統的な教育、更には糖尿病患者の集いや小児糖尿病キャンプなどの集団教育活動などを通して、患者の糖尿病に対する理解を深め、糖尿病の治療がより円滑に行われるようすることを指します。
- 管理中の糖尿病患者数は200名(ただし、小児では20名)以上であり、年間入院患者数は50名(ただし、小児では4名)以上であること。また糖尿病臨床に関する学会発表または論文発表が常時行われていること。
- 診療記録管理室があること