CT
東芝(現Canon)Aquilion ONE(320列 エリアディテクタCT)
CT(コンピュータ断層撮影)検査とはX線を用いて体の断面を撮像する検査です。可動する寝台に寝ながらドーナツ型の装置の中央を通過する間にX線を照射します。体を通り抜けてきたX線を検出器が受け取り、そのX線データから体の組織のX線吸収量(体の透過量)の違いをコンピュータで解析し、体の断面像を作成します。
当院のマルチスライスCTは、検出器数が世界最多列である320列マルチスライスCT装置です。320列×0.5mm(1列の厚み)により寝台移動することなく幅16cm範囲が撮影可能となります。また撮影時間も短くすることができます。
これにより息止めのできない方、広範囲必要な部位、息止めをしても常に動きのある心臓等、短時間での撮影が必要な際に非常に有効な検査機器であります。