血液一般の再検査・精密検査について
血液一般で異常が見つかった場合は、基本的に血液検査が必要となります。
血液一般では主に赤血球、白血球、血小板に関して異常がないかを確認しています。血液一般のなかでも、Hb(ヘモグロビン)やヘマトクリット(血中の赤血球の割合)、WBC(白血球)といった項目で異常がある方を多く見受けます。異常があっても健康診断の時の体調によってこの時だけ異常値がでていた可能性もありますので、もう一度血液検査をして異常がないかを確認する必要があります。
貧血や健康診断の際に体調を崩していたことが異常値の原因であることが多いのですが、消化管出血やがん、白血病など他の大きな病気が隠れていることもありますので、なるべく早く医療機関を受診することをおすすめします。
当院における再検査・精密検査の流れ
当院にて血液一般の再検査・精密検査をする場合、予約は不要です。再検査・精密検査受診の流れは下記のとおりです。
- 結果報告書と精密検査依頼書が届きます。
- 月~土曜の診療時間内(午前8:30~11:30、午後13:00~16:30 ※午後は月〜金曜のみ)に内科を受診してください。
注意事項
- 検査がありますが、食事を抜いていただく必要はありません。
- 検査結果、医師が記入する2次精検結果記入用紙(ある方のみ)の書面は必ずお持ちください。
- 事前に予約していただく必要はありません。
- 当日の混雑具合により、待ち時間が発生する場合がありますので、なるべく早めにお越しください。
- 重症度を考慮して検査を行うため、順番が前後する場合があります。
血液一般の検査で疑われる病気
血液一般の検査では、異常があると主に下記の病気が疑われます。
- 貧血
- 白血病
- 膠原病
- 多血病