健診・人間ドック / オプション検査
HPV検査

対象

子宮頸がん検診を受診する方

オプション料金

5,610円(税込)

20代・30代の若い女性に増えています

子宮頸がんは、子宮頸部の表面にがんができる病気です。近年、20代や30代の若年層で増加傾向にあり、年間15,000人の方が罹患し、そのうち約3,500人の方が亡くなっています。
子宮頸がんは、長い年月をかけて進行するので、初期の段階で発見することがとても重要です。子宮頸がんのリスクをより詳細に調べ、より安心につなげます。

原因の99%がヒトパピローマウイルス(HPV)感染

子宮頸がんの原因は、99%がヒトパピローマウイルス(HPV)感染です。「HPV検査」では、子宮頸部から採取した細胞が、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスに感染しているかどうかがわかります。

感染が確認されてもすぐに「子宮頸がん」になるわけではない

検査でHPV感染が確認されても、すぐに「子宮頸がん」になるわけではありません。
HPV感染から子宮頸がんになるまでは、数年~10年以上かかります。また、約90%は自然消失しますが、ウイルスの感染が消えず体内に留まる場合、子宮頸がんに進行することがあります。
リスクを知り、前がん病変の早期発見のための継続的な子宮頸がん検診をおすすめします。

「細胞診」と「HPV検査」の併用で見逃しを防ぐ

子宮頸がん検診は「細胞診」です。がん細胞や前がん病変を発見できる一方、検査結果が陰性の場合でも、一部に異常細胞が潜んでいることがあり、日本産婦人科学会などでは、HPV検査との併用を強く推奨しています。

子宮頸がん検診(細胞診)とHPV検査がどちらも陰性の場合、当院では次の検診は5年後をおすすめしています。
子宮頸がん検診(細胞診)のみ異常なしの場合、2年後に検診をうけましょう。

不明な点や気になることがあれば健診センターにご相談ください。