患者さんの入院生活を支える
スペシャリストとして
安心・快適な環境を提供する
ライフケアワーカー(介護職)の仕事に興味を持った理由
以前は全く違う業種・職種に就いていました。もっと人と関わり合いながらやりがいを見出せる仕事がしたいと思い、数年前に当院の介護職セミナーに参加しました。「人の役に立つことができる」という点に魅力を感じ、挑戦をはじめました。
現在担当している仕事
急性期病棟に入院している患者さんの検査移送や食事・入浴・排泄などの身体介助のほか、病棟の環境整備、看護師の補助業務などにも携わっています。
仕事にやりがいを感じるとき
指示されたことを淡々とこなすのではなく、「患者さんが入院生活の中で何を必要としているのか?」「心配や不安なことはないだろうか?」ということを考えながら、積極的に患者さんと関わることが求められる仕事です。
快適な入院生活を送っていただくため、自ら考え行動したことで「ありがとう」の一言を頂く時が、何よりもやりがいを感じる瞬間です。
印象に残っているエピソード
入浴介助は、患者さんとコミュニケーションをとることができるとても良い機会です。
日頃から関わりのある患者さんから「いつもありがとう。人のためになる素敵な仕事、これからも頑張ってね。」と声をかけて頂いたことがありました。
患者さんのお身体を洗うのは、気づかいと体力が必要な仕事ですが、『この仕事をしていてよかった』と、とても嬉しく大きな自信になりました。
これからの仕事の目標
病床が増えてより多くの患者さんを受け入れられるようになりました。多くのスタッフとのつながりをより一層大切にし、患者さんが治療に専念できるよう、チームの一員として頑張っていきたいと思います。
また、後輩たちに知識と技術を伝え、共有し、より働きやすい職場環境づくりにも貢献したいと考えています。
職場のここが好き
患者さんの退院に向けて、自職種だけではなく、ほかの多様な職種のスタッフが連携しながらチーム一丸となって業務を行うことが大切な職場です。
患者さんだけでなく、さまざまな年齢、多様な職種のスタッフとコミュニケーションをとれることが毎日とても新鮮で、楽しく仕事に取り組むことができます。
1日のスケジュール
8:30~ 朝礼・病棟ミーティング
病棟患者さんのその日の入退院や手術、検査などの予定や伝達事項を確認します。
9:20~ おむつ交換・配茶・退院準備など
陰部洗浄を行い清潔に保ちます。また、各病室への配茶も行います。
退院される方に対しては、お着替えや忘れ物がないようお荷物をまとめるお手伝いを行います。
12:00~ 配膳・食事介助
患者さんの体位を整え、お食事のセッティングをします。ご自分で食べることが難しい方には、食事介助も行います。
12:30~ 昼食
13:30~ 患者さんの検査移送・看護師の補助・病棟の環境整備など
検査移送では、ベッドや車椅子を使用して、CTやレントゲンなどの検査へ患者さんをお連れします。
17:15~ 退勤
1日お疲れ様でした。