病院案内
子どもの権利

富山西総合病院は、「患者さまの権利」に基づき、子どももまた一人の人として尊重される権利の主体であると考えます。
日本小児科学会「医療における子ども憲章」の理念を踏まえ、当院を受診・入院されるすべての子どもとご家族のために、「子どもの権利」を定めています。ここでいう「子ども」とは、0歳から18歳になるまでのすべての人をさします。

人として大切にされ、自分らしく生きる権利

子どもたちは、年齢や病気・障害の有無にかかわらず、一人の人として尊重されます。当院は、子どもがその子らしく、できるかぎり安心して過ごせるよう配慮した医療を提供します。

子どもにとって一番よいこと(子どもの最善の利益)を考えてもらう権利

当院は、子どもに関わるすべての場面で、何が子どもにとって最もよいことかを第一に考えます。職員は、子どもの権利が守られているかを繰り返し確認し、その改善に努めます。

安心・安全な環境で生活する権利

子どもたちは、こころとからだの安全が守られた環境で、どなたでも平等に良質な医療を受けることができます。社会的な立場や信条、病気の種類などによって差別されることはありません。

病院などで親や大切な人といっしょにいる権利

子どもたちは、入院中や検査・処置のときにも、ご家族やそれに代わる大切な人と、できるかぎり一緒に過ごすことができます。当院は、付き添いや面会について、子どもの気持ちを尊重して配慮します。

必要なことを教えてもらい、自分の気持ち・希望・意見を伝える権利

子どもたちは、自分の病気や検査・治療について、年齢や発達に応じたわかりやすい言葉や絵・図などで説明を受けることができます。また、いつでも自分の気持ちや希望、意見を伝えることができ、その意見は年齢と成熟度に応じて尊重されます。

希望どおりにならなかったときに理由を説明してもらう権利

子どもの希望に沿えないときは、その理由をわかりやすく説明します。当院は、あらためて子どもとご家族の思いを聴き、一緒に話し合う機会をつくります。

差別されず、こころやからだを傷つけられない権利

子どもたちは、病気や障害、生まれや育つ環境などを理由に差別されません。当院は、子どものこころとからだを傷つけるあらゆる行為から子どもを守り、検査や処置にともなう痛みや不安をやわらげるよう努めます。

自分のことを勝手にだれかに言われない権利

子どものプライバシーは最大限に守られます。診療の過程で得られた個人情報や医療上の秘密は厳守し、情報を共有する必要があるときは、状況に応じて子ども本人にも理由を説明し、確認します。

病気のときも遊んだり勉強したりする権利

子どもたちは、入院中や療養中も、年齢や体調に応じて遊び、学ぶことができます。当院は、ご家族や学校、地域と連携し、遊びと学習の機会を確保できるよう努めます。

訓練を受けた専門的なスタッフから治療とケアを受ける権利

当院の職員は、子どもの治療とケアに関する知識と技術の習得に努めます。多職種によるチームで、子どもとご家族にとって何が大切かを一緒に考えながら医療を行います。

今だけではなく将来も続けて医療やケアを受ける権利

子どもたちは、成長したあとも、必要な医療やケアを受け続けることができます。当院は、地域の医療機関・学校・行政と連携し、おとなの医療への移行(移行期医療)も見据えて支援します。

なお、子ども自身が判断することが難しいときは、保護者の方が子どもに代わって説明を受け、決定されます。その場合も当院は、子ども本人の気持ちと意見を丁寧に確かめ、子どもにとって最もよい医療となるよう努めます。