採用情報
先輩メッセージ

患者さまとご家族様を中心に
地域・医療スタッフとの
架け橋となる

医療ソーシャルワーカー K.Mさん
2014年入職

医療ソーシャルワーカーの仕事に興味を持った理由

祖母と同居していたことや幼少期より高齢者と関わることが多く、漠然と福祉関係の仕事がしたいと思っていました。大学進学後、医療ソーシャルワーカーの存在とその役割の幅広さを知り、「病気や怪我を負った後の生活に不安を抱えている患者さんやご家族さんの力になれる存在になりたい!」と思ったのがきっかけです。

藤聖会を職場に選ぶ決め手になったのはどんなことですか?

医療ソーシャルワーカーは急性期、回復期など多岐にわたる分野で活躍していますが、学生時代の自分にとってはどの分野が自分に向いているのか、正直わかりませんでした。そこで、急性期から療養期まで幅広く関わることのできる藤聖会でチャレンジしたいと思いました。また、地域の特色に根ざした医療だけでなく介護まで提供している部分も魅力を感じました。

現在担当している仕事

内科、外科、脳神経外科などの診療科のうち、発症から間もない方が入院される急性期病棟を担当しています。退院後の生活を想定し、患者さんやご家族さんのお話や今後の不安などを伺い、1日でも早い在宅復帰に最適な社会資源に繋げたり、関係機関との連携を行ったりしています。

仕事のやりがいを感じるとき

患者さんやご家族さんからの「ありがとう」「相談してよかった」という言葉をいただいたときには、微力ながらお役に立てたのかな、と嬉しく思います。また、患者さん・ご家族さんだけでなく、院内の医療スタッフや地域の関係機関とも密に連絡を取り合うなかで、皆が患者さんやご家族の意向に向かって同じベクトルで進んでいることを実感することが多々あります。そんなときに、経験豊富な先輩方の刺激をうけながら、一支援者として関わらせていただいていることを実感し、やりがいを感じています。

仕事を通して成長したところ

患者さんやご家族さん、医療スタッフ、外部機関の方とお話をする機会が多い職種です。仕事をする中で想像力を働かせながら「相手が何を求めているのか、どう感じているのか」など、相手の心情を意識しながらお話を伺うコミュニケーション能力が身に付いたと感じています。

印象に残っているエピソード

近年では感染症対策もあり、病院で患者さんとご家族さんが関わる時間が少ないこともあり、在宅療養の希望が多く聞かれようになってきているなと感じます。患者さんやご家族の意向をじっくり伺い、架け橋となる役割も求められていると感じながら日々邁進しています。

これからの仕事の目標

病院や医療ソーシャルワーカーに求められるニーズも日々、多様化しています。患者さんやご家族さんのご希望に少しでも多く応えられるよう外部研修への参加など、自分自身の知識を高める努力を継続していきたいと思います。また、主体性を持って日頃の仕事に臨む姿勢を大切にしていきたいと思っています。

職場のここが好き

協働性のあるスタッフが多く、共通する目的や課題に向け、前向きに仕事が出来る、明るい職場だと思います。互いに相談がしやすく、働きやすいです。

1日のスケジュール

8:30~ 朝礼

地域サポートセンター内で共有事項などの確認を行います。

9:00~ 病棟への訪問

担当患者さまの情報を電子カルテで事前収集した後、病室を訪問し、面談を行います。

10:00~ 家庭訪問

各ご家庭での患者さんの生活状況を知るために、家庭訪問をおこないます。ご自宅の住宅環境の確認を行い、退院後の生活を想定し住環境調整の提案を行います。ケアマネジャーや関係機関との情報共有も行いながら、患者さんやご家族さんから話を伺い、困っていることがないか確認します。

11:00~ 各患者さまへの担当医療ソーシャルワーカーの割り振り

前日に入院された患者さまの退院支援を行う医療ソーシャルワーカーを割り振り、同時に支援目標を共有します。

12:00~ 昼食

13:00~ 面談

患者さんやご家族さんとの面談・連絡を行います。

15:00~ 地域との電話

カンファレンスや家庭訪問を受けて、患者さんを地域で支えていけるように、院外の多職種のスタッフに相談をして連携を図ります。

17:15 退勤

日勤の勤務が終了です。1日お疲れ様でした。