脂質(コレステロール)で異常が見つかった場合は、基本的に血液検査が必要になります。
脂質が異常値であるからといって、必ずしも食べ過ぎなどの生活習慣の乱れが原因とは限りません。
女性は年齢の上昇とともにコレステロール値が上がる場合もあるほか、甲状腺や他器官の異常が原因の場合もあります。
異常値の原因を見つけるために、コレステロール値だけでなく甲状腺や肝機能など他項目も一緒に検査する必要があります。そのため健康診断の結果をもとに普段の食生活・生活習慣などを診察時に確認して、医師と相談して詳しい検査内容を決定していきます。
当院にて脂質の再検査・精密検査をする場合、予約は不要です。再検査・精密検査受診の流れは下記のとおりです。
脂質の検査では、主に下記の病気を見つけることができます。
甲状腺機能低下症・亢進症
総コレステロール | 血液中のコレステロールの値です。基準値より高くそのままにしていると動脈硬化を起こす危険が高くなります。 |
中性脂肪 | エネルギー源として利用され、余った分は、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられるのが中性脂肪です。基準値より高いと動脈硬化を促進させます。逆に低いと甲状腺機能亢進症や栄養不足などの可能性があります。 |
HDLコレステロール | 血液中から余分なコレステロールを取り除く役割をします。動脈硬化を防ぐことから「善玉コレステロール」と呼ばれています。基準値より低いと動脈硬化の危険が高まります。 |
LDLコレステロール | 末梢組織にコレステロールを運ぶ役割をします。必要以上に多いと血管壁に蓄積して動脈硬化を促進させることから「悪玉コレステロール」と呼ばれています。 |
Non-HDLコレステロール | 総コレステロールからHDLコレステロールを引いた値で、動脈硬化のリスクを総合的に管理できる新たな指標です。 |
診療科によって休診の場合があります。事前に診療担当表をご確認ください。
ご予約のお問合せは10:00以降(乳腺外科、婦人科、眼科は月~金曜13:00以降、土曜10:00以降)にお願いいたします。
■「婦人科、乳腺外科、小児科、形成外科」は初めての方でもWebから予約ができます。
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