人の体内でつくられる「あぶら」と、食べ物として取り入れる「あぶら」は同じものではありません。
体脂肪 | 皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。過食により消費しきれなかったエネルギーが体脂肪となって蓄えられます。特に内臓脂肪の多い状態の肥満が問題で、内臓脂肪の脂肪細胞が炎症作用のある物質を分泌し、血管壁に障害を与え、動脈硬化を促進させます。 |
血中脂質 | 肝臓で再合成された中性脂肪とコレステロールの一部が血液中に運ばれ、脂質の量や比率によりLDL(悪玉)とHDL(善玉)に分類されます。LDLが増えると血管壁にたまり、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。 |
飽和脂肪酸 | 摂取量が多いとコレステロール値を上げてしまい、心筋梗塞の発症が増えます。 (例:バター・生クリーム等の乳脂肪、肉の脂肪、市販のチョコレートやマーガリンに含まれるバーム油など) |
n-6系不飽和脂肪酸 | 体内で一部が血管壁への障害を起こすホルモン様物質に変化するので、摂り過ぎには注意が必要です。 (例:大豆油、とうもろこし油、ごま油など) |
n-3系不飽和脂肪酸 | 血栓(血液のかたまり)の生成を防ぎます。免疫機能を整え、血管壁への障害を与える炎症作用を抑える機能があります。 (例:サンマ・イワシ・さばなど青背の魚、アマニ油、えごま油、しそ油など) |
一価不飽和脂肪酸 | 血液内で酸化LDL(悪玉)になりにくいため、動脈硬化の進行予防に働きます。 (例:オリーブ油、ひまわり油、紅花油) |
上記の表からわかるように、動脈硬化は油の摂り過ぎだけが原因ではありません。また、逆に油を摂取しないと血管などへの障害の恐れもあります。摂取する油の質と量やエネルギーと栄養のバランスを考えたうえで、油を過不足なく摂取されることをおすすめします。
・木綿豆腐……300g(1丁)
・ほうれん草………150g
・ネギ…………50g
・にんにく……1/2かけ
・生姜……………1/2かけ
・赤とうがらし(小口切)……1/2本
・ごま油…………小さじ2
・しょうゆ……小さじ2
・酒…………小さじ2
・さば………2切れ
・ピーマン……1個
・サルサソース(市販品)……200g
・塩…………ふたつまみ
・オリーブ油……小さじ2
・塩……………ひとつまみ
・コショウ…………少々
・赤ワイン…………大さじ2
・酢…………小さじ2
・小麦粉………大さじ2
診療科によって休診の場合があります。事前に診療担当表をご確認ください。
ご予約のお問合せは10:00以降(乳腺外科、婦人科、眼科は月~金曜13:00以降、土曜10:00以降)にお願いいたします。
■「婦人科、乳腺外科、小児科、形成外科」は初めての方でもWebから予約ができます。
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