中学生の頃、ボランティア活動で福祉施設を訪れた際、楽しそうに過ごされている高齢者の方々や一緒に楽しんで笑顔で関わっていた職員さんの姿を見て「私もこんな風に笑顔を提供できるようになりたい。」と思いました。また、身内が万が一介護を必要となり、自分自身も何かの役に立ちたいと考えたとき、介護の知識を身につけたいと思ったのも理由のひとつです。
私自身数か月入院していたことがあり、入院中の寂しさや不安な気持ちはとてもよく分かります。入院生活の中で少しでも安らげたり、ちょっとした会話を通して楽しみを持ってもらえたらと思いながら、日々患者さんと関わらせていただいています。そのように心がけているなかで、患者さんやご家族の方の笑顔を見ることが出来たり、「ありがとう」という感謝の言葉をかけてもらった時にはとてもやりがいを感じます。
言葉だけでなく、表情やしぐさなどから患者さんが何を言おうとしているのか、何を感じているのかを察知できるよう常にアンテナを張るようになりました。それは仕事だけでなく、生活すべてにおいて意識しているので、コミュニケーション力の向上にも少しは役立っているのかなと思っています。
過去に入院していた患者さんが再び入院された時、「あなたの顔が見たかった。あなたと話していると元気になる。」と言われたときは、“信頼関係を築けていたんだな。”とこれまでやってきた仕事に自信を持つことができましたし、より一層患者さんの心に寄り添えるようなケアをしていきたいと思えた瞬間でした。
今年で入職して10年目になります。2018年に「富山西総合病院」ができてからたくさんのスタッフも入職しました。そのため、後輩の指導にも力を注いで、チーム一丸で患者さんやご家族をはじめとする周りの方が安心して入院生活を送っていただけるようなサポートをしていきたいです。
急性期病院の中での仕事ということもあって医師や看護師などとともに患者さんのケアを行うので、医療観点など勉強になることも多いです。また、そのような環境で職種の垣根なくチーム一丸となって相談し合えるような雰囲気がとてもよいと感じています。きっとそれは一人ひとりが患者さんのことをしっかりと考えて行動できているからだと思っています。
8:30 病棟ミーティング
病棟内の各職種からの伝達事項の共有、患者さんの状態把握を行うため、チームごとのミーティングも行います。
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9:00~ 入浴準備・介助
週に2回一部介助の入浴日があります。(週に1回は全介助入浴)患者さんに合わせた洗身・洗髪介助を行います。
12:00~ 食事介助
配膳を済ませて、食事の介助が必要な方への援助を行います。正しい姿勢で食事をとっていただけるようギャッジアップ(※)を行い、患者さんのペースで介助を行います。
(※ギャッジアップ…上半身の起立、膝立てなどベッドを調整すること。)
13:30~14:15 休憩
6Fにある職員食堂で食事。日替わりのランチメニューは安くておいしいので私のお気に入り。晴れた日は山の景色もきれいに見えるので、リフレッシュできます!
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~15:30 おむつ交換
日勤で2回定時におむつ交換を行います。陰部洗浄を行い、清潔保持に努めます。
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17:15 退勤
日勤の勤務が終了です。1日お疲れ様でした。
診療科によって休診の場合があります。事前に診療担当表をご確認ください。
ご予約のお問合せは10:00以降(乳腺外科、婦人科、眼科は月~金曜13:00以降、土曜10:00以降)にお願いいたします。
■「婦人科、乳腺外科、小児科、形成外科」は初めての方でもWebから予約ができます。
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