もともと薬の研究をやりたくて、その研究に役立つだろうと思い薬剤師の資格を取得しました。その後、製薬研究を行っていましたが、徐々に患者さんと直接関わりながら治療の手助けをしたいと思うようになり、病院薬剤師になりました。
扱いが難しい薬を使用している方や高齢の方、多剤服用している方など、何らかの事情で正しい服薬が困難な方もおられます。そんな時、繰り返し服薬指導を行い、患者さんと一緒に継続できる方法を考えていくことで、症状が改善し喜ぶ姿を見れたり感謝の言葉をいただけた時は、とても嬉しくやりがいに感じます。
薬のことはもちろん、患者さんやその背景など多様な視点を持ちながら治療に携われるようになったところです。処方された薬を正しく継続していくためには、患者さんの生活スタイルにあわせて服薬することが大切です。そのために、患者さんの性格・生活環境、病状などを踏まえながら総合的に判断し、薬剤の量、服用タイミングの調整や一包化など工夫してお渡しできるよう心掛けています。
今後は、骨粗しょう症マネジャーの資格を取得し、骨粗しょう症患者さんの服薬指導に力を入れていきたいです。骨粗しょう症の治療では、骨の状態に最適な治療薬を用法・用量を守りながら継続することがとても重要になります。そのため、高齢の方が自宅でも正しく服用を続けていけるよう、病気への理解を深め患者さんに寄り添った指導を行っていきたいです。
信頼できる仲間や頼れる先輩がいるので薬剤や治療についてなど何でも相談しやすいですし、忙しくても外来・病棟関係なく薬剤部みんなで協力していく姿勢が魅力的だと感じています。このような薬剤部の雰囲気が薬間違いなどを防止し、患者さんに安全な医療を提供することにもつながっているのだと思います。
8:30~ 調剤業務
さまざまな診療科の患者さんが入院しているので、調剤量や種類も多岐にわたりますが、スムーズかつ間違いがないよう心掛けています。
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10:30~抗がん剤の調製
抗がん剤など薬剤の混合が必要な際は、ミキシング室で調整を行います。キャップやガウン、手袋などを着用し、衛生に十分気を付けながら行います。
13:30~ 昼食
14:15~調剤業務
午前と同様に調剤を続けます。薬をお渡しする際に、飲み合わせなど薬の相談があれば、丁寧にお答えしています。
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15:00~ 委員会、医療安全業務
委員会や医療安全業務の一環で、薬局内のインシデントのとりまとめや睡眠導入剤を適切に使用しているかカルテチェックを行い、改善できるよう取り組んでいます。
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16:00~ 調剤、薬剤の補充
外来終了後も処方せんは流れてきますので、退勤時間まで調剤を続けます。また、翌日の業務のために薬剤が不足していないかチェックし、必要があれば補充を行います。
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17:15 退勤
勤務が終了です。1日お疲れ様でした。
診療科によって休診の場合があります。事前に診療担当表をご確認ください。
ご予約のお問合せは10:00以降(乳腺外科、婦人科、眼科は月~金曜13:00以降、土曜10:00以降)にお願いいたします。
■「婦人科、乳腺外科、小児科、形成外科」は初めての方でもWebから予約ができます。
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